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2013年7月25日木曜日

荒さがしで評価するという文化

日本の評価方法は何を持ってもまず荒さがしから始まります。

たとえば学校の評価方法などはいい例で
まず完璧な答案を用意し、その答案から各生徒がどれだけ外れたかという点でのみ評価します。

小学校、中学校、高校、大学、社会人に至るまですべて減点方式の評価方法が行われています。

欠席一回マイナス○ポイント、遅刻一回マイナス○ポイント、口答えをしたらマイナス○ポイント、制服を着崩していたらマイナス○ポイント・・・
これによって生み出されるのは、減点される行動をとらなければ結果高評価になるという文化。
マイナスな行動さえとらなければ良しとされる社会です。
その社会のなかで出来上がる人格は、目的意識もない個性もない、平均的な人間。

社会人になって心底思うけど、本当に使えない人間も、『仕事ができない』ということではクビにできないということ。
なぜなら、遅刻や欠席は点数化できるが仕事の出来不出来は点数化ができないからです。

会社の目的は『金を稼ぐ』ということが第一にあります。
つまり『仕事ができる人』=『単位時間当たりに稼ぐ金額が多い人』ということができるかと思います。

ということで仕事の出来不出来を無理やり点数化するならば、その人が仕事によって稼ぎ出す時間当たりの金額を算出すればいいわけですが、サラリーマンの場合会社の裁量によってしまうところがあり、金額の良し悪しで役職や階級を操作することはできても、懲戒の対象にはできないということが多いのではないでしょうか。

大きな会社になればなるほどどこの部署でも使い物にならず、普段何もしていない、ただいるだけの人っていますね。
それはもうごく一部の最悪な人たちですが、『言われたことしかできない』人は大量にいます。
またできる能力があっても『言われたことしかやらない』人も大量にいます。
当然最悪な部類の人たちは『言われたこともできない』ですが、なんでこうなるのかというと、会社も減点文化が強く根付いてしまっているからですね。

能力がある人でも余計なことをやると、下手すると減点されて、『言われたことしかできない』部類の人より評価が下がるので、能力がある人でもプラスアルファをしなくなります。
そうこうしているうちに、どんどんその能力がさび付いて結果『言われたことしかできない』か『言われたこともできない』人になっていきます。

職場での仕事のやり方見ててもこの減点文化がいたるところに散見されますね。
本当に能力がある人はサラリーマンやってない気もします。

つらつら書いてきていったい何が言いたいのかというと
一日さぼって有給とったぐらいでガタガタいうなや!

私も実はあまり長くサラリーマン続けるつもりはありません。
早く会社以外で稼げるシステムを構築しなくてはと、常に考えてます。

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